記録

 生きた証を遺したいと思った。かりに死にたいと思っても,世界から忘却されてしまうのは寂しい。あるいはただ,自分が好きで好きで,それでもまだ愛し足りなくて,ブログを書く自分,画面に向かう自分を作り出して,もっともっと好きになりたかっただけなのかもしれない。とにかく,ここにブログが立ち上がった。

 

 逃避を目的として,保身を目的として,あるいは純粋に,感性を共振させることを目的として,日々,床に伏せたり,机に向かったり,自然の中を駆け回ったりする自分の姿がある。他愛もないそんな日常を記録したいと思った。むしろ,目的を持った行動の最中に,何気なく思った・感じた・発見した別の小さなことごとの記録が中心になるかもしれない。最初の記事で今後の方針を述べたばかりに締めつけられては困るので,これで終わり。