『超一流の雑談力』

 という本を読んだ。こういう本はメモって何度も見返して日々実践していかなければ意味が無い。にも関わらず今まで何冊か読んだこの類の本は読むだけに終わっていたのでもったいない。他の本に比べて実践的なことが書かれているなという印象を抱いた。追記にいつも通りメモ書き。

 

 

第1章:雑談の初め方

・自慢話はダメ,適度な失敗談などで自己開示,適当感は出さない

オノマトペと身振り手振り,一文は短くテンポよく話す

・「結論から言うと・・・」

・話のゴールを見据えておく

・高い声

・開口一番の「よろしくお願いします」

 

第2章:話題について

・ヨコ(話題)とタテ(深さ)

・無難な話題から相手が引っかかる話題を掘り下げてゆく

・興味深い話で「◯◯を教えてくれた人」という印象

・イベント,サービス,スポット,便利グッズ,などなど

・周囲の環境を上手に拾い,コミュニケーションツールとして使ってゆく

・雑学ではなく「使える知識」を。相手に合わせて

・新聞や情報番組で話題のネタをインプット

 

第3章:思わず心を許してしまう聞き方

・禁句:「なるほど」「そうですね」

・相槌のさしすせそ:さすが,知らなかった,素敵,センスがいい,それはすごい

・顔を見ながら,動きながら「相手の話に価値がある」というリアクションを

・雑な相槌はするな

・「そうですね」で止めず,なにか連想して話を広げよ

・知らない話題の場合は「オウム返し」+質問形式

・「何か特別なことをされているんですか?」:運動,食事方法など

・身につけているものとか,とにかく相手の長所を見つけて話す

・ただ間を埋める為の質問は・・・。意外性を見つけて驚きを話す

・意図のある質問をする。なんとなく,ではなく

・最初から「なぜ」はあまりよくない

・質問に対する相手の回答を,要約して反復せよ

・時には雑談内容をメモって振り返って次に活かす

 

第4章:出会ってすぐに距離を縮める方法

・人格や能力の高さが見た目に台無しにされぬよう

・表情,笑顔。家を出た瞬間から口角を上げよ

・ちょい盛り(表現を大げさに)で,事実を魅力的に

・相手の反論には「うかつでした!」で丸くおさめよ

・最初と最後も大事。内容を振り返って話すとか

・温和な態度,しかし鋭い目:よく見よ

 

第5章:二度目の雑談

・前回話した内容に触れる

・「先日教えていただいた~~,早速見たのですが~~!」

・とにかく,相手に興味がある感を!

・品物を渡すのではなく,手間を渡す

・丁寧さを忘れず,しかしフレンドリーで

・語尾を濁さずはっきりと

 

第6章:相手によって話し方や話題を変える

・Type1. 高プライドの人:結論から明確に答える,褒めるなど

・Type2. やさしくておっとりした人:ゆっくりとギリギリな押しで

・Type3. 理系タイプ:結論から,話のメリットを,数字や根拠も

・Type4. 社交的な人:適宜本題に戻りつつ,適宜脱線しつつ

・Type5. おとなしい人:相手のペースに合わせる,言葉を待つ

・キーマンを見極めて態度や周囲とのバランスを考えよ

 

第7章:雑談から本題へ

・どんな球も拾って本題へつなげよ

・大事な話をしたいときはあえて間を取れ,緩急

・「ポイントは◯個あります」でポイントを予告。脱線はあまりするな

・何についての話なのか10秒で。結論(要約,ポイント)を先に示す

・基本的に沈黙は避けよ。相手が熟考しているときは例外

 

第8章:トレーニング

・「できていないことがわからない」は三流

・「できない」ことを知り諦める人間は二流

・できるまでとことんやりきれる人間が超一流に

・普段の延長線に来るまで,無理なくできるまで,自然になるまで

・口を大きく開けて話す

・相手を好きになろうと努力,対話しようとする努力

・相手に合った知識を身につけ話かけよ

・「自分が世界(コミュニティ)を変えるんだ」という強い意思から

・「謎かけ」の練習。共通点(キーワード)を見つけてたとえ話へ

・「プレッシャーの大きいフォーマルな場」で「しっかりと話さなきゃいけない」修行